伝統工芸の継承:蛍籠
大分・湯布院で出会った美しいオブジェクト
それは蛍籠(ホタルカゴ)という民芸品でした。
古来より麦わらなどを利用して
農家さんが手作りしていたものです。
古さを感じさせないこの素晴らしい構造美
そして、渦巻き・螺旋をこよなく愛する
私(別名:うずまきまう)としても
ぜひ継承したいと思い
まずは、仲良しの有機農家さんの畑をお借りして
材料から作ってみることにしました。
タネを撒き
あとは自然の恵みにお任せして
ついに収穫!!!
(ここからが大変だった)
そこから、廃校になった
湯平小学校の体育館をお借りして
ひたすら選別作業
さらに使える部分だけカットする作業を
終えて、やっと編み始めです。
そうして、できた最初の蛍籠。
a.k.a Voltex Object!!
素材作りから制作まで全ての工程を
初めて自分で完遂できて
大変でしたが本当に感無量です。
これから今回の経験から
さらに分量や収穫のタイミング
品種についても検討し
少しずつこのプロジェクトも進めていきたい思っています。
この素晴らしい造形をぜひ次の世代にも繋ぎたいものです。
研究は続く
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